涙嚢炎は自然に治りますか?
子供の場合、自然に治ることがあります。高齢者の場合などは抗菌薬による治療や手術が必要です。
小児の場合
小児の涙嚢炎は先天鼻涙管閉塞によるものが多いです。先天鼻涙管閉塞は自然治癒率が高く、生後12ヶ月までに96%が自然治癒すると報告されています。それまでは経過観察をしたり、必要な時に目薬を使用して治療します。一方で1歳を過ぎると自然治癒は少なくなると言われています。気になる症状がある場合には一度、眼科医に相談してください。
大人・高齢者の場合
炎症や怪我・手術などによって鼻涙管が詰まり、その結果涙嚢炎を引き起こしている可能性が高いです。多くの場合、抗菌薬による治療や手術が必要です。
公開日:
最終更新日:
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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涙嚢炎
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「涙嚢炎」とはどのような病気ですか?
涙が目から鼻に流れなくなり、涙嚢で炎症が起こる病気です。
涙嚢炎の原因は何がありますか?
涙を目から鼻に出す管(鼻涙管)が詰まることが原因です。
涙嚢炎ではどのような症状がありますか?
目やにや涙目、目頭部分の皮膚が腫れて痛むなどの症状があります。
涙嚢炎には初期症状はありますか?
目やにや涙目になります。
涙嚢炎の場合、主にどのような治療をしますか?
抗菌薬の目薬の使用や、チューブを入れて鼻涙管の詰まりをとる治療などをします。
涙嚢炎が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
目やにや涙目が続く場合、眼科を受診しましょう。
涙嚢炎のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
涙嚢炎の場合、涙点が腫れますか?
涙点(目頭部分)よりも、涙嚢(目頭と鼻の間)が腫れます。
鼻涙管が閉塞した場合、マッサージで治りますか?
子供の場合、マッサージが有効なことがあります。まずは眼科や小児科を受診しましょう。
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