かぶれを治す薬にはどのようなものがありますか?
原因物質との接触を避けた上で、ステロイド外用薬などを使用します。
治療の原則は、原因物質との接触を避けることです。それを行わずして、早期の治癒は見込めません。
それ以外の「かぶれ」の治療薬としては、主に
- ステロイド外用薬
- 保湿剤
- 抗ヒスタミン薬
などを使用します。重症の場合は、ステロイドの内服薬を用いることもあります。
職業に関係する場合などで、どうしても原因物質を避けることができず、重症難治状態になった場合は、免疫抑制剤や紫外線療法を行うこともありますが、一部、副作用リスクのある治療法もあります。
公開日:
最終更新日:
大阪府済生会泉尾病院 皮膚科
野村 祐輝 監修
(参考文献)
高山かおる ほか.“接触皮膚炎診療ガイドライン 2020”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/130_523contact_dermatitis2020.pdf,(参照 2024-05-23).
鳥居薬品.“アンテベート軟膏”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2646730M1059_1_05/,(参照 2024-05-23).
シオノギファーマ.“プレドニン錠5mg”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2456001F1310_4_04/,(参照 2024-05-23).
東洋カプセル、沢井製薬.“シクロスポリンカプセル”.医薬品医療機器情報提供ホームページ.https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3999004M3129_1_14/,(参照 2024-05-23).
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