リウマチ治療薬のサラゾスルファピリジン(アザルフィジンⓇ)は、免疫抑制剤ですか?
免疫抑制剤ではありません。免疫の異常を正常に近づけるお薬で「免疫調整薬」と呼ばれています。
サラゾスルファピリジン(アザルフィジンⓇ)は、「免疫抑制剤」ではありません。
本剤は「免疫調整薬」と呼ばれる薬で、異常な免疫反応を調節して正常に近づけ、炎症を引き起こす原因となる体内物質の産生を抑えることによって、関節リウマチの進行を抑えたり症状をやわらげたりする効果があります。
抗リウマチ薬には、すべての免疫の働きを抑える「免疫抑制薬」と正常な免疫にはほとんど影響せずに異常な免疫機能を調節する「免疫調整薬」があります。
「免疫調整薬」は「免疫抑制薬」と比べて作用は弱いですが、感染症などの副作用のリスクは低いとされています。
したがって、一般的には、重症の場合には「免疫抑制薬」が、比較的軽症の場合には「免疫調整薬」が使用されることが多いです。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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