アミノレブリン酸塩酸塩(アラグリオⓇ)の作用機序を教えてください。
薬の成分ががん細胞に蓄積し、青い光を当てると赤く光る物質に変化することでがんを目立たせます。
現在のところ、アミノレブリン酸塩酸塩(アラグリオⓇ)は、体内で代謝されて「プロトポルフィリンIX(PPIX)」という物質に変化します。正常な細胞では、PPIXはさらに別の物質(ヘム)へと変化します。しかし、がん細胞ではPPIXを次の物質に変える酵素の働きが弱いため、がん細胞の中にPPIXが大量に溜まります。
このPPIXという物質は、青色の光(波長400〜410 nm)を当てると、赤色の蛍光を発する性質を持っています。この仕組みを利用して、手術中に青い光を当てることで、がん細胞だけを赤く光らせて見つけやすくしています。
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無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
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