フレカイニド酢酸塩(タンボコールⓇ)にはどのような効果がありますか?
他の薬が使用できない頻脈性不整脈に効果があります。
心臓は、電気刺激によって心筋が刺激されることで規則的に動きます。
抗不整脈薬は、心臓内の電気興奮を作り出すイオンチャネルをブロックすることで、電気刺激を調整し、不整脈による脈の乱れや頻脈を治療します。
フレカイニド酢酸塩(タンボコールⓇ)は、ナトリウムイオンチャネルをブロックする作用をもつ抗不整脈であり、主に頻脈性の不整脈に対して効果が期待されます。
適応となる不整脈として、以下のようなものがあります。
発作性心房細動
発作的に脈のリズムがバラバラになってしまう不整脈です。
発作性心房粗動
心房内の異常な電気刺激によって、発作的に脈が速くなってしまう不整脈です。
心室頻拍
心室の異常な電気刺激によって生じる頻脈です。持続すると心停止につながる危険な不整脈を引き起こし、命にかかわることもあります。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
(参考文献)
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