レゴラフェニブ水和物( スチバーガⓇ)には、飲み合わせてはいけないもの(禁忌)はありますか?
このお薬と一緒に使用してはいけない薬(併用禁忌)は設定されていません。
レゴラフェニブ水和物( スチバーガⓇ)には、一緒に飲むことが禁止されている薬(併用禁忌)は特に設定されていません。
しかし、一緒に使う際に特に注意が必要な薬(併用注意)には、以下のものがあります。
- CYP3A4誘導薬(リファンピシンなど):レゴラフェニブ水和物( スチバーガⓇ)の効き目が弱くなる可能性があるため
- CYP3A4阻害薬(ケトコナゾールなど):レゴラフェニブ水和物( スチバーガⓇ)の血中濃度が高くなり、副作用が強く出る可能性があるため
- イリノテカン:イリノテカンの活性代謝物の血中濃度が上昇し、副作用が強く出る可能性があるため
- BCRP(乳がん耐性蛋白)の基質となる薬(ロスバスタチンなど):これらの薬の血中濃度が上昇する可能性があるため
また、以下の条件に該当する患者さんには、この薬を使用すること自体が禁止されています(禁忌)。
- 過去にスチバーガ錠に含まれる成分で重いアレルギー反応(過敏症)があった人
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性(動物実験で胎児に奇形などが報告されています)
現在、他の薬を飲んでいる場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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