レゴラフェニブ水和物(スチバーガⓇ)の副作用の出現時期はいつですか?
このお薬での高血圧や手足症候群などは、使用開始後比較的早期(2ヵ月以内)に発現しやすいとされています。
レゴラフェニブ水和物( スチバーガⓇ)の副作用は投与期間全体を通じて注意が必要ですが、特に頻度が高い副作用のいくつかについては、投与を開始してから比較的早期に発現する傾向が確認されています。
具体的な副作用と、その傾向は以下の通りです。
- 手足症候群(手のひらや足の裏に赤みや腫れ、痛みが出る状態):投与開始後2ヵ月以内に発現する傾向があるとされています。
- 高血圧:使用開始後早期(投与開始2ヵ月以内)に認められることが多いとされています。
このお薬では、劇症肝炎や肝不全など、その他の重大な副作用も報告されています。そのため、この薬を服用している間は、定期的に肝機能検査、血圧測定、血液検査、尿蛋白検査などを受け、継続的に体の状態を観察することが非常に重要です。
異常を感じた場合は、すぐに医師または薬剤師に相談することが、重大な副作用の早期発見につながります。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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