ボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)の副作用は何ですか?
ボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)の副作用としては、眼内炎、目の炎症、網膜異常、眼圧上昇、白内障が報告されています。
副作用として、以下などが報告されています。また、それぞれの副作用に対して、以下のような対応が行われることが多いです。
白内障
一時的な場合もあるため、しばらく経過観察します。
不可逆的であり、視力が低下したと判断された場合には、白内障手術を行います。
眼圧上昇
軽度であれば、自然回復を待ちます。
重篤であると考えられる場合には、点眼剤や内服剤、点滴などで降圧治療を行います。
黄斑部疾患
しばらく経過観察します。
自然閉鎖しない場合には、硝子体手術を行ったり、消炎剤を使用したりします。
網膜裂孔
レーザー光凝固などを行います。
網膜剥離
硝子体手術などを行います。
眼内炎および眼内感染症
細菌性眼内炎が疑われる場合には、眼内液を培養し抗生物質で治療します。
重篤な場合には硝子体手術も行います。
非感染性の眼内炎が疑われる場合には、消炎剤の点眼、ステロイドのテノン嚢下注射または全身投与で治療を行います。
網脈絡膜萎縮
経過観察を行います。
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最終更新日:
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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