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この病気のQ&A : 14件
網膜色素変性症
「網膜色素変性症」とは進行性の遺伝性疾患で、指定難病の1つです。夜盲や視野狭窄、視力低下などの症状が見られます。病気の進行の速さは個人差が大きいです。治療法は対症療法的に内服薬や遮光眼鏡を用いて行いますが、現在、さまざまな最新治療の研究が進められています。主な診療科は眼科です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
網膜色素変性症について、知りたいことを選択してください
病気について
症状について
網膜色素変性症の原因は何がありますか?
遺伝子の異常が原因で発症します。
網膜色素変性症ではどのような症状がありますか?
暗いところで見え方が悪くなる夜盲や視野狭窄、視力低下などの症状があります。
網膜色素変性症には初期症状はありますか?
初期には夜盲が認められることが多いです。また、視力低下や色覚異常を初期に自覚する方もいます。
網膜色素変性症のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
網膜色素変性症を発症すると、見え方はどのようになりますか?
輪っか状に視野が欠けたり、中心に向かって視野が狭くなっていくように見えます。
網膜色素変性症の失明率は高いですか?
いいえ。完全に失明する割合はそれほど高くありません。
治療について
受診について
薬について
網膜色素変性症にボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)は効きますか?
ボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)は、RPE65遺伝子変異のある網膜色素変性症で効果があると報告されています。
ボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)の薬価はいくらですか?
ボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)は、片目当たり49,600,226円、両目で約1億円です。
ボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)の副作用は何ですか?
ボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)の副作用としては、眼内炎、目の炎症、網膜異常、眼圧上昇、白内障が報告されています。
ボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)は、どのような病気で保険適用されますか?
RPE65遺伝子変異のある網膜色素変性症にボレゲチンネパルボベク(ルクスターナⓇ)は、保険適用されています。
(参考文献)
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