声帯ポリープ
最終更新日:
声帯ポリープとはどのような病気ですか?
耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
回答
声の出しすぎで声帯にこぶができ、声がかれる病気です。
解説
声帯は、喉仏の中にある一対のヒダ状の組織です。
この声帯が吐いた息によって振動すると声が出ます。
大きな声を出したり、長時間声を出したりすると、声帯に炎症が起こり、こぶができることがあります。
このこぶを「声帯ポリープ」と呼びます。
声帯ポリープができると、声帯の振動が妨げられるため、声がかれたり出しにくくなったりする症状が現れます。
(参考文献)
ほかの声帯ポリープの質問
薬が効かない場合はどうしたらよいですか?
ポリープを切除する手術を行います。経過観察をしていく場合もあります。
薬はいつまで飲むのでしょうか? ずっと飲み続けなくてはいけないのでしょうか?
患者さんの状況や医師の考えによりますので、かかりつけ医に相談しましょう。
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか?
炎症を抑える薬の服用や、ステロイドホルモンの吸入などで治療を行います。
治療中に、日常生活で気をつけることは何でしょうか?
声をできる限り出さないようにし、喉の安静を保つ必要があります。
治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
喉を安静に保ち、必要に応じて薬物治療を行います。症状が改善しない場合には手術を行います。術後に声の衛生指導も行われます。
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