翼状片の手術で失敗することはありますか?
翼状片の手術は一般的に安全性の高い処置ですが、合併症や再発のリスクがゼロではありません。
翼状片の手術は一般的に安全性の高い手術ですが、合併症のリスクがゼロではありません。翼状片は、再発が多い疾患であり、翼状片を切除しても再び生じることがあります。
特に若年者や炎症が強いケースでは、再発率が高い傾向があります。再発した翼状片は元よりも太く、進行が早いこともあるため注意が必要です。
再発防止のために、結膜移植や抗代謝薬(マイトマイシンC)を併用することがあります。マイトマイシンCの使用により、まれに角膜障害や結膜の癒着不良などが起こることがあります。
また、手術中や術後に感染症、出血、視力低下、角膜混濁などが生じる可能性もわずかにあります。失敗と感じるかどうかは、見た目や再発への不安によることも多く、手術の前に担当医師に相談を行いましょう。
東日本橋内科クリニック 一般内科
平松 由布季 監修
(参考文献)
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