おりものが黄色い状態が続く場合、病院に行くべきですか?
黄色いおりものが続く場合は、産婦人科を受診することをおすすめいたします。
特に、痒みなどの症状がある場合には、膣の感染症などが原因である可能性があるので、産婦人科を受診することをおすすめいたします。
出血のあとに少し黄色っぽくなっている場合には、自然に軽快することもありますが、症状が続くようであれば受診して検査を受けましょう。
検査は、視触診に加えて、細菌の検査をすることが多いでしょう。綿棒を用いて、膣や子宮頚部から分泌物のサンプルを採取することによって行います。
判明した原因によって治療は異なり、例えば、細菌が検出された場合は、抗菌薬により治療します。
性器周辺を清潔にしたり、性器周辺を冷やしたり、ぬるま湯で洗うことで、膣のヒリヒリ感や痒みは軽減することができます。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
日本性感染症学会.“帯下 症状とその鑑別診断”..https://jssti.jp/pdf/guideline2008/01-6.pdf,(参照 2025-06-20).
日本性感染症学会.“細菌性膣症”..https://jssti.jp/pdf/guideline2008/02-8.pdf,(参照 2025-06-20).
日本産科婦人科学会. 産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2023. 日本産科婦人科学会. 2023
日本性感染症学会.“帯下”..https://jssti.jp/pdf/1-6.pdf,(参照 2025-06-20).
日本性感染症学会.“性感染症 診断・治療 ガイドライン”..http://sti.b-journal.net/index.html?vol=15&no=s1,(参照 2025-06-20).
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