ボーエン病は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
フルオロウラシルという塗り薬を使用することがあります。
【基本の考え方】
ボーエン病の治療は、手術で切り取る方法が基本(第一選択)であり、薬は代替・補助的な治療です。
【ボーエン病の塗り薬】
ボーエン病(早期の皮膚がん)の治療には、主にフルオロウラシルという塗り薬が使用されます。
1日1〜2回患部に塗り、上から覆って密封する方法が推奨されています。
なお、別の塗り薬(イミキモド)が使われることもありますが、日本ではボーエン病への保険適用がありません。
【副作用について】
フルオロウラシルを使った研究では、重篤な副作用(有害事象)の発生はなかったと報告されています。また、イミキモドを使った研究でも副作用の発生はごくわずかであり、塗り薬による治療は比較的安全と言えます。
【進行した場合の薬物治療】
がんが進行して「ボーエンがん」になった場合は、塗り薬ではなく、抗がん剤が投与されることがあります。
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(参考文献)
一般社団法人 日本形成外科学会.ボーエン病|日本形成外科学会.一般社団法人 日本形成外科学会,https://jsprs.or.jp/general/disease/shuyo/hifugan_nanbu/bowen.html(参照 2026-04-15)
ボーエン病(Bowen病).一般社団法人日本皮膚悪性腫瘍学会,http://www.skincancer.jp/citizens_skincancer03.html(参照 2026-04-15)
皮膚がん診療ガイドライン策定委員会.“皮膚がん診療ガイドライン第 4 版有棘細胞癌診療ガイドライン 2025”.日本皮膚科学会.https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/yuukyoku2025.pdf,(参照 2026-04-15).
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日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
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