下肢静脈瘤
最終更新日:
一般的にどのような治療を行いますか?
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
回答
長時間の立ちっぱなしを避けるなど、生活習慣の改善を行います。多くの場合、弾性ストッキングを使用します。手術を行うこともあります。
解説
生活習慣の改善に取り組みます。
具体的には、
- 長時間の立ちっぱなしを避ける
- 習慣的に運動(つま先の上げ下げ、あおむけに横になっての足上げ、ウォーキングなど)をする
- 安静時には、下肢挙上(足を心臓よりも高くして血の流れを促すこと)を行う
といったことに注意します。
また、ほとんどの場合、弾性ストッキングを着用するようにします。
以上の治療法以外に、病状によっては手術を行うことも考えます。
関連する病気と症状
(参考文献)
ほかの下肢静脈瘤の質問
一般的にどのような薬を飲んで治療しますか? 副作用はありますか?
下肢静脈瘤に対して直接効果のある薬はないので、薬はあまり用いません。
手術後に、日常生活で気を付けることは何でしょうか?
立ち仕事を避けること、安静時の下肢挙上、習慣的な運動、弾性ストッキングの着用が大切です。
どのような手術をしますか?
こぶをつくっている静脈を取り除く手術をします。固めたり焼いたりすることもあります。
治療を開始してから治るまでの流れが知りたいです。
弾性ストッキング等を用いた保存的治療や、手術が行われます。手術の場合、入院期間は日帰り~5日程度になります。
弾性ストッキングにはどんな効果がありますか?
症状の軽減および進行の予防、手術後の再発の予防といった効果が期待できます。
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