良性の顎下腺腫瘍はありますか?
良性の顎下腺腫瘍はあります。
顎下腺腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍があり、顎下腺腫瘍の約5~7割は良性腫瘍と言われています。
顎下腺良性腫瘍には主に多形腺腫とワルチン腫瘍があります。
多形腺腫
多形腺腫は、唾液腺に発生する最も一般的な良性腫瘍です。この腫瘍は比較的ゆっくりと成長し、痛みや不快感がないことが多いです。治療手段として外科的切除を行いますが、完全に取り除かないと再発する可能性があります。また、良性ではあるものの、長期間放置すると悪性化する可能性があるのもこの腫瘍の特徴です。
ワルチン腫瘍
ワルチン腫瘍は、唾液腺に発生する良性腫瘍で、多くは中年以降の男性に見られます。腫瘍はゆっくりと成長し、一般的には痛みを伴わないことが多いです。喫煙との関連が指摘されており、喫煙者に発生率が高いことが特徴です。治療は主に外科的切除が行われ、再発はまれです。
公開日:
最終更新日:
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
𝕏ユビー病気のQ&A
治療が必要な患者様へのお願い
顎下腺がん
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。