老人性血管腫
老人性血管腫とは、加齢により皮膚の毛細血管が増殖してできる良性の腫瘍です。光沢のある赤い盛り上がりが特徴で、通常は無症状ですが、傷つくと出血することがあります。見た目が気になる場合や出血を繰り返す場合は皮膚科または形成外科を受診しましょう。
日本医科大学付属病院形成外科 形成外科
初岡 佑一 監修
病気について
主に加齢によって、皮膚の血管が増えてできる良性の腫瘍です。
老人性血管腫の明確な原因は不明ですが、加齢や遺伝子の変異、特定の薬剤などが関連していると考えられています。
さくらんぼ血管腫と老人性血管腫は同じ病気(同義語)です。
胴体などに多発する光沢ある点状の赤い発疹です。直径は1~5mm程度でドーム状に盛り上がります。
ストレスが直接の原因であるとする医学的根拠のある情報はありません。
加齢とともにできやすくなり、高齢者によく見られます。
症状について
体や上半身を中心に、光沢のある赤いドーム状の小さなできものが多発します。
赤いイボは老人性血管腫の可能性がありますが、正確な診断には皮膚科の受診が重要です。
明るい赤色で平坦な点状のシミとして現れ、次第に1~5mm程度の盛り上がった丘疹になります。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
急に多発した場合、リンパ増殖性疾患などの病気が隠れている可能性があり、全身症状があれば医療機関での評価が勧められます。
受診について
治療について
薬について
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