ウステキヌマブ(遺伝子組換え)(ステラーラⓇ)は効き始めるまでにどのくらいかかりますか?
効果発現には個人差があります。潰瘍性大腸炎では8週間後に15.5%の方で症状が和らぐことが示されています。
お薬が効き始めるまでの期間は、治療する病気などによって異なります。ウステキヌマブ(遺伝子組換え)(ステラーラⓇ)については、臨床試験の結果から以下のような目安があります。
- クローン病の場合:早い方では、投与から3週間ほどで症状の改善が見られ始めることがあります。主要な効果の評価は6週間後に行われ、臨床試験ではこの時点で33.3%から55.5%の患者さんに改善が見られました。
- 潰瘍性大腸炎の場合:導入療法では、投与から8週間後に効果があるかどうかを評価します。臨床試験では、8週間後に15.5%の患者さんで症状が和らぐことが示されています。
- 尋常性乾癬や乾癬性関節炎の場合:国内臨床試験では12週間後の効果が確認されています。一般的には、治療開始から28週間以内に効果が見られることが多いと考えられています。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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