ビノレルビン酒石酸塩(ロゼウスⓇ)には、どのような効果がありますか?
このお薬は、非小細胞肺がん、手術不能または再発した乳がんの治療に用いられます。
ビノレルビン酒石酸塩(ロゼウスⓇ)は、非小細胞肺がんと手術ができない、または再発した乳がんの治療に使われるお薬です。このお薬は、がん細胞の増殖を抑える効果があります。特に、乳がんの場合は、以前に受けたアントラサイクリン系やタキサン系という種類のがん治療薬による化学療法後に、病気が悪化したり再発したりした患者さんが対象となります。
まとめると、このお薬は主に次のようながんの治療に使われます。
- 非小細胞肺がん:肺がんの一種です。
- 手術できない、または再発した乳がん:乳がんの中でも、手術ですべてを取り除くのが難しい場合や、一度治療したあとに再びがんが出てきてしまった場合に用いられます。ただし、この乳がんの治療で使う場合は、すでに特定のがん治療(アントラサイクリン系やタキサン系という種類のお薬を使った治療)を受けたあとに病気が進んだり、再発したりした場合に限られます。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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