エルロチニブ塩酸塩(タルセバⓇ)の副作用の出現時期は、いつですか?
副作用の出現時期は患者さんの病状等でさまざまです。このお薬での重度の下痢は2週間~1ヶ月での発症が多いとされています。
副作用の出現時期は、患者さんの背景や病状、副作用の種類などにより異なります。エルロチニブ塩酸塩(タルセバⓇ)についても同様であり、いくつかの重い副作用の発現時期については、以下のように考えられています。
- 間質性肺疾患:治療を始めたばかりの初期の段階で起こる可能性があります。そのため、この薬を使い始める際には、医師が患者さんの様子を注意深く観察し、場合によっては入院に近い形で治療が進められることがあります。 服用中に、息切れ、呼吸困難、咳、発熱といった間質性肺疾患の初期症状に気づいた場合は、時期に関わらず、すぐに医師に連絡し、診察を受けてください。
- 重度の下痢:通常2週間から1ヶ月以内の発症が多いとされています。
この薬を使っている間は、常に体調の変化に注意を払い、何か異常を感じたら、すぐに医師や薬剤師に相談することがとても重要です。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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