メサドン塩酸塩(メサペインⓇ️)ではどのような副作用がありますか?
さまざまな副作用がみられます。特徴的で重大な副作用として、心血管系の異常(不整脈)や呼吸抑制があります。
メサドン塩酸塩(メサペインⓇ️)は用量の調節が難しいことから、さまざまな副作用がおこる可能性があります。例えば、以下のような副作用が報告されています。
薬を飲んでいる場合は、これらの副作用の発現に十分注意する必要があります。特に、メサドン塩酸塩(メサペインⓇ️)を飲み始める前や飲んでいる期間は、定期的に心電図検査および電解質検査を行うことが推奨されています。
特に肝臓の機能が悪い人や、一部の併用薬(シプロフロキサシンやトリアゾール系抗真菌薬)で以下の副作用がでやすいことが知られており、当てはまる方は必ず医師に伝えるようにしましょう。
警告されている副作用
上記以外の重大な副作用
- 蕁麻疹や頻脈など(ショック、アナフィラキシー)
- せん妄(注意や理解、記憶などの機能が急性に低下し変動すること)
- 減量や中止を行った際に動悸・せん妄・不眠など(依存症状)
- 肺水腫や気管支痙攣など
- 腸閉塞など
- 肝機能障害
そのほか報告されている副作用(10%以上)
亀田総合病院 腫瘍内科
瀬口 京介 監修
(参考文献)
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