ウステキヌマブ(遺伝子組換え)(ステラーラⓇ)には、どのような効果がありますか?
このお薬は、クローン病、潰瘍性大腸炎等の治療に用いられます。
ウステキヌマブ(遺伝子組換え)(ステラーラⓇ)は、体の中で炎症を引き起こす「インターロイキン12(IL-12)」と「インターロイキン23(IL-23)」というタンパク質に結合し、免疫細胞の働きを抑えることで症状を和らげます。 具体的には、次のような病気の治療に使われます。
- 既存の治療で効果が不十分な中等症から重症の「潰瘍性大腸炎」の症状改善
- 既存の治療で効果が不十分な中等症から重症の活動期の「クローン病」の症状改善
- 既存の治療で効果が十分でなかった「尋常性乾癬」や「乾癬性関節炎」の皮膚症状の改善(皮下注のみ)
臨床試験では、潰瘍性大腸炎では投与8週目に15.5%の患者さんで症状が和らぐことや、クローン病では投与6週目に33.3%から55.5%の患者さんに、改善が見られたことが示されています。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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