ユビー

一過性全健忘
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更新日:8/10/2022

監修医師:
原瀬 翔平
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一過性全健忘とは

一過性全健忘とは一時的に記憶障害が出現する病気で中高年に多く出現します。突然冷水や熱湯につかる、激しい運動をする、ストレス、息こらえなどの出来事を契機に発症することが知られています。ある一時点を境に、前行性健忘(新たな記憶がされないこと)が主に出現し、軽度の逆行性健忘(過去の出来事を想起できないこと)を認めます。例えば前行性健忘では、ついさっき言った事を何回も聞き直したりします。軽度の逆行性健忘を認めるので、数時間前や1日前程度の記憶が無くなっていることはありますが、多くの場合、遠い昔の記憶は残っているので、自分の名前や出身校、家族の名前等は答えることができます。発症した原因にもよりますが、多くの場合は数日中に完全に回復します。

関連症状

次の症状などが特徴として見られます。

  • 何度も同じことを尋ねてしまう
  • 最近、自身の記憶にない行動をしていたと周囲から指摘された
  • 物忘れがある

対処法

突然の逆行性・前行性健忘を認めた場合はすぐに病院を受診してください。一過性全健忘の原因は多様で、けいれん、片頭痛、脳梗塞や静脈性のうっ滞など様々です。脳神経内科を受診して脳梗塞などの原因がないか精査をする必要があります。多くの場合は経過観察で改善しますが、治療可能な疾患が隠れていないか精査をします。

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監修医師
原瀬 翔平

診療科・専門領域

  • 神経内科
  • 内科
University of Washington (理学部、分子細胞生物学) 卒業後、アップルジャパン株式会社勤務を経て、琉球大学医学部に入学。沖縄県立中部病院での初期臨床研修(2016, 2017年度最優秀研修医賞受賞)修了後、2018年4月に亀田総合病院に入職。同院脳神経内科ベスト指導医(2019, 2020)を受賞。2018年から亀田総合病院卒後研修センター長補佐も兼任しており、臨床だけでなく研修病院における医学教育にも力を入れている。2021年には国立循環器病研究センター脳血管内科で超急性期脳卒中診療を行う。 総合内科の視野を持ちながらの脳神経内科領域、特に脳卒中を専門とする。急性期だけでなく予防、慢性期脳卒中による症候性てんかん、高次脳機能評価、リハビリ、等にも精通。頭痛、しびれ、物忘れ等の主訴にも柔軟に対応できる。 日本語、英語(ネイティブ)、中国語(日常会話)での対応も可能。
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