一過性全健忘
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2023/01/25
監修医師:
原瀬 翔平
あなたの症状と一過性全健忘の関連をAIでチェックする
一過性全健忘について「ユビー」でわかること
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一過性全健忘と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
物忘れがある
- 自覚した時期
- 1か月以上前から
- 症状の程度
- 外出が難しいなど日常生活(買い物や散歩)に支障が出ている
頭がボーっとする、すっきりしない
- 症状の程度
- (他人から見て)呼びかけに反応出来ない瞬間があった
- 症状の経過
- 改善も悪化もしていない
- 自覚した時期
- 2週間以内から
一過性全健忘とはどんな病気ですか?
一過性全健忘とは一時的に記憶障害が出現する病気で中高年に多く出現します。突然冷水や熱湯につかる、激しい運動をする、ストレス、息こらえなどの出来事を契機に発症することが知られています。ある一時点を境に、前行性健忘(新たな記憶がされないこと)が主に出現し、軽度の逆行性健忘(過去の出来事を想起できないこと)を認めます。例えば前行性健忘では、ついさっき言った事を何回も聞き直したりします。軽度の逆行性健忘を認めるので、数時間前や1日前程度の記憶が無くなっていることはありますが、多くの場合、遠い昔の記憶は残っているので、自分の名前や出身校、家族の名前等は答えることができます。発症した原因にもよりますが、多くの場合は数日中に完全に回復します。
一過性全健忘への対処法は?
突然の逆行性・前行性健忘を認めた場合はすぐに病院を受診してください。一過性全健忘の原因は多様で、けいれん、片頭痛、脳梗塞や静脈性のうっ滞など様々です。脳神経内科を受診して脳梗塞などの原因がないか精査をする必要があります。多くの場合は経過観察で改善しますが、治療可能な疾患が隠れていないか精査をします。
一過性全健忘の専門医がいる近くの病院はありますか?
一過性全健忘の専門医がいる病院を見る監修医師
原瀬 翔平
診療科・専門領域
- 脳神経内科
- 内科
University of Washington (理学部、分子細胞生物学) 卒業後、アップルジャパン株式会社勤務を経て、琉球大学医学部に入学。沖縄県立中部病院での初期臨床研修(2016, 2017年度最優秀研修医賞受賞)修了後、2018年4月に亀田総合病院に入職。同院脳神経内科ベスト指導医(2019, 2020)を受賞。2018年から亀田総合病院卒後研修センター長補佐も兼任しており、臨床だけでなく研修病院における医学教育にも力を入れている。2021年には国立循環器病研究センター脳血管内科で超急性期脳卒中診療を行う。
総合内科の視野を持ちながらの脳神経内科領域、特に脳卒中を専門とする。急性期だけでなく予防、慢性期脳卒中による症候性てんかん、高次脳機能評価、リハビリ、等にも精通。頭痛、しびれ、物忘れ等の主訴にも柔軟に対応できる。
日本語、英語(ネイティブ)、中国語(日常会話)での対応も可能。
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