

監修者富士在宅診療所 一般内科
発酵食品は毎日継続するのが基本で、サプリは発酵食品を摂りにくい日や特定の菌株を集中摂取したい場合の補助的な選択肢です。
プロバイオティクスとは|発酵食品とサプリの違い
プロバイオティクスは十分量を摂取したときに体に有益な効果を与える生きた微生物のことをいい、主にヨーグルト・乳酸菌飲料・その他の発酵食品に含まれる形で摂取されます[J Appl Microbiol. 2006;100(6):1171-85.]。腸内環境の改善・免疫機能の改善・乳糖不耐症の症状軽減・アレルギー予防などの効果がある可能性が報告されています。
発酵食品(ヨーグルト・納豆・みそ・きなこ・ぬか漬け等)も同様に腸内の善玉菌を摂取できるうえ、食物繊維(プレバイオティクス)を同時に含む食品も多く、善玉菌のエサも補える利点があります。腸内微生物叢は保護的・代謝的・免疫学的機能を持ち、自然免疫、獲得免疫の両方に関わることが報告されています[Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2013;17(3):323-33.]。
日常生活の工夫として検討・推奨される点
▶特に重要とされるのは「発酵食品を毎日摂取することを土台に、サプリはあくまで補助的に活用する」ことが、長期的に良好な腸内環境を維持するために重要であると考えられています。

伝えたいメッセージ
「サプリを飲んでいれば大丈夫」ではなく、納豆、朝のヨーグルトといった日常的に発酵食品を摂取する習慣が、腸内環境改善整備の基本です。
腸の不調が長期間続く場合は、内科や消化器内科への受診をご検討ください。
まとめ:発酵食品とサプリの使い分け
- 発酵食品: 食材や食事に自然に取り入れやすく、食物繊維(プレバイオティクス)も同時に摂取できる
- サプリ: 特定の菌株を高濃度で摂取できる補助的選択肢。発酵食品を摂りにくい日などに
- 一番の基本: 発酵食品を毎日少しずつ続けることが大切
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(参考文献)
Parvez S, Malik KA, Ah Kang S, Kim HY. Probiotics and their fermented food products are beneficial for health. J Appl Microbiol. 2006;100(6):1171-85.
Purchiaroni F, Tortora A, Gabrielli M, et al. The role of intestinal microbiota and the immune system. Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2013;17(3):323-33.
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