ユビーウェルネス
10問であなたのうっかり日焼けタイプを診断するセルフチェックの案内
ビタミンCとビタミンEは、スキンケアの効果でどう違いますか?
NEW

ビタミンCとビタミンEは、スキンケアの効果でどう違いますか?

齊藤 由佳監修者

無所属 薬剤師

齊藤 由佳

ビタミンCは水溶性、ビタミンEは脂溶性の抗酸化成分で、肌の中で働く場所が異なります。肌に塗る研究では、組み合わせると互いを補い合うと報告されています。

食事や市販のケアで届かないと感じたときは、医師に相談して処方を受けるという選択肢もあります。

シミ・そばかすのオンライン診療ミナカラ オンライン診療オンライン診療で相談する

自宅から相談でき、お薬は自宅に届きます。診察・お薬は自費(保険適用外)です。

1分診断・あなたの美容投資タイプ

1 / 7

5つの質問に答えると、あなたの「美容投資タイプ」がわかります。

いま行っているシミ・そばかす対策は?(あてはまるものすべて)

ビタミンCとビタミンEは何が違う?「溶けやすさ」と「働く場所」

ビタミンCは、水に溶けやすい(水溶性の)抗酸化成分です。紫外線や活性酸素による酸化ダメージから肌を守る働きが総説で紹介されています。肌の中では、表面に近い層(表皮)の濃度が奥の層(真皮)より高いことも示されています。また、肌のハリを支えるコラーゲンをつくるときの補酵素(酵素の働きを助ける役割)として働くことも示されています[S Afr Fam Pract. 2025;67(1):6098.][J Clin Aesthet Dermatol. 2017;10(7):14-17.]。

一方ビタミンEは、油に溶けやすい(脂溶性の)抗酸化成分で、皮膚の分野で50年以上使われ、活性酸素(フリーラジカル)を捕まえて日光によるダメージから肌を守る作用が報告されています。ただしこの総説は、比較対照を置いた臨床試験が乏しく、適切な使用量や対象となる症状はまだはっきりしていないとも述べています[Indian Dermatol Online J. 2016;7(4):311-315.]。

溶けやすさが違うため、ビタミンCは水分の多い部分、ビタミンEは皮脂や細胞膜など油分の多い部分と働く場所が分かれます。この「すみ分け」が、組み合わせる意味につながります。

ビタミンCとビタミンEを一緒に使うとどうなる?

ビタミンCには、使われて働きが弱まったビタミンEをもとの状態に戻す(再生する)主要な役割があると報告されており、二つは互いを助け合う関係にあると考えられています[J Clin Aesthet Dermatol. 2017;10(7):14-17.]。

組み合わせたときの働きについては、合わせたほうがビタミンC単独よりも抗酸化の働きや、肌の色をつくる細胞(メラノサイト)を抑える働きが強かったと総説で紹介されています[S Afr Fam Pract. 2025;67(1):6098.]。また、二つを組み合わせてブタの皮膚に塗った研究では、どちらか一方だけよりも紫外線によるダメージへの保護が高かったと報告されています[J Am Acad Dermatol. 2003;48(6):866-874.]。ただしこれらはいずれも肌に塗った場合の話で、根拠は総説での紹介やブタの皮膚を使った実験にとどまります。ヒトで組み合わせを比べた試験の結果は、ここで紹介した文献には含まれていません。「組み合わせたほうが必ず優れている」とまでは言えない点にご注意ください。

ビタミンCとビタミンEはどう取り入れる?

二つは身近な食品に含まれる栄養素で、両方を配合したスキンケア製品もあります。ただしビタミンCについては、飲むよりも肌に塗るほうが臨床的な効果が大きいことが示されていると述べる総説もあります[S Afr Fam Pract. 2025;67(1):6098.]。食べ物やサプリメントから摂ることで肌にどこまで届くかは、まだ十分にわかっていません。機能性表示食品やサプリメントは医薬品ではないため、食事の補助として取り入れましょう。

ビタミンCとビタミンEを取り入れるうえで日常生活の工夫として検討が推奨される点

ビタミンCとビタミンEを肌のケアに生かすうえで検討したい3つのコツと理由をまとめた表です。 1つ目は「スキンケアでは二つを合わせて使うことを検討する」で、両方が配合された製品を選ぶことも一つの方法です。理由は、合わせたほうが抗酸化の働きが強かったと報告されているためです。 2つ目は「食事を土台にする」で、栄養バランスのとれた食事から両方を摂ることを基本にすることです。理由は、食事が肌の健康の土台になるためです。 3つ目は「紫外線対策と合わせる」で、日ごろから紫外線を避ける習慣と組み合わせることです。理由は、どちらも紫外線によるダメージから肌を守る働きが報告されているためです。

ここだけは伝えたいメッセージ

ビタミンCとビタミンEは、違った性質を持ちながら互いを補い合う身近な成分です。ただし、ここで紹介した研究の多くは総説やブタの皮膚を使った実験で、ヒトで効果を直接確かめたものではありません。肌のトラブルが続く場合は、自己判断だけで対処せず、皮膚科など専門の医療機関へのご相談をご検討ください。

まとめ:ビタミンCとビタミンEの違いをいかしてスキンケアに

  • 性質と働く場所の違い: ビタミンCは水に、ビタミンEは油に溶けやすく、肌の中で別々の場所で働きます
  • ビタミンCの役割: コラーゲンをつくる手助けや、ビタミンEを再生する働きが報告されています
  • 組み合わせる意味と限界: 肌に塗った場合について合わせたほうが抗酸化の働きが強かったと報告されていますが、根拠は総説やブタの皮膚を使った実験が中心です
  • 取り入れ方: 食事を土台にし、機能性表示食品などは補助として利用しましょう

1分診断・あなたの美容投資タイプ

1 / 7

5つの質問に答えると、あなたの「美容投資タイプ」がわかります。

いま行っているシミ・そばかす対策は?(あてはまるものすべて)

編集・監修基準について

本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。

コンテンツ制作・運営ポリシーについて
企画・執筆、医師監修、編集レビュー、公開までの流れ

ユビーウェルネスをGoogleの優先ソースに登録

Googleの「優先ソース」に登録すると、Google検索やAIによる回答(AI Overviews / AI モード)で、ユビーウェルネスの記事が優先的に表示されるようになります。

Googleで優先するソースとして追加

(参考文献)

Al-Niaimi F, Chiang NYZ. Topical Vitamin C and the Skin: Mechanisms of Action and Clinical Applications. J Clin Aesthet Dermatol. 2017;10(7):14-17.
Keen MA, Hassan I. Vitamin E in dermatology. Indian Dermatol Online J. 2016;7(4):311-315.
Makhakhe L. The role of vitamin C on the skin. S Afr Fam Pract. 2025;67(1):6098.
Lin JY, Selim MA, Shea CR, Grichnik JM, Omar MM, Monteiro-Riviere NA, Pinnell SR. UV photoprotection by combination topical antioxidants vitamin C and vitamin E. J Am Acad Dermatol. 2003;48(6):866-874.

公開日:

最終更新日:

あなたは大丈夫?まずは肥満症かセルフチェック

STEP1

1 / 6・約30秒

20歳のころと比べて、体重は10kg以上増えましたか?

このチェックでわかること

  • あなたのBMI(自動計算)
  • 「肥満症」にあてはまる可能性の目安
BMIや健康障害について考えている人物のイラスト

美肌ケアの記事から探す

人気記事ランキング