「結膜結石」とはどのような病気ですか？

結膜結石とは、まぶたの裏側にある結膜に形成される小さな石のような塊です。多くは加齢や慢性的な結膜炎、長期の刺激によって結膜組織が変性し、その結果沈着物が生じて起こります。大きさは数ミリ程度で黄色や白色を呈し、通常は無症状ですが、表面に突出すると異物感やゴロゴロ感、涙目などを引き起こすことがあります。

自然に取れる場合もありますが、症状が強い場合は眼科で局所麻酔下にピンセットなどを用いて除去することもあります。悪性の病気ではなく心配はいりませんが、繰り返す結膜炎や長期刺激が原因になることもあり、気になる場合は眼科を受診するのが安心です。