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霰粒腫
「霰粒腫」とは、まぶたのマイボーム腺の出口が詰まり、脂がたまって無菌性の炎症を起こす病気です。まぶたの腫れや異物感が主な症状で、痛みや赤みは通常ありません。自然に治ることは少なく、温湿布や薬物治療が効果的です。症状が長引く場合や急性霰粒腫のように炎症が強い場合は、眼科での診察が必要です。特に高齢者では悪性腫瘍の可能性もあるため、早めの受診を心がけましょう。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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「霰粒腫」とはどのような病気ですか?
霰粒腫は、まぶたの中にできる無菌性の小さく固いしこりのことです。
霰粒腫の原因は何がありますか?
まぶたにあるマイボーム腺という脂を分泌する腺の出口が詰まることで、中に脂がたまって炎症を起こします。
霰粒腫のしこりが消えない場合、どうしたらよいですか?
症状が初期であれば、炎症を抑える薬を霰粒腫の中に注射するか、手術によって根本から治す方法があります。
霰粒腫の原因にストレスは関係ありますか?
直接的な原因として、ストレスが関与するかどうかは明確に証明されていません
霰粒腫をほっとくとどうなりますか?
まぶたのしこりが大きくなり、炎症を伴った場合は、ものもらいと似た症状が出ることがあります。
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(参考文献)
.“日本眼科学会 霰粒腫”..https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=6,(参照 1899-12-30).公益財団法人日本眼科学会.“麦粒腫”..https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=5,(参照 1899-12-30).James Garrity.霰粒腫および麦粒腫(ものもらい).MSDマニュアル プロフェッショナル版,https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/17-眼疾患/眼瞼および流涙疾患/霰粒腫および麦粒腫-ものもらい(参照 2025-01-24)
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