霰粒腫の場合、コンタクトレンズは使用できますか?
基本的には使用を控えたほうがよいです。
霰粒腫の際には、まぶたに慢性的な炎症やしこりが生じており、その状態でコンタクトレンズを使用すると、まぶたや眼球に物理的な刺激が加わることで、炎症が悪化する可能性があります。
特に、しこりが大きくなっていたり、まばたきの際に違和感や痛みを伴う場合には、無理にコンタクトレンズを装用することは避けたほうがよいでしょう。
また、炎症により涙の質や量が変化することで、レンズの汚れがつきやすくなり、清潔さを保つことが難しくなります。
その結果、細菌感染を引き起こすリスクが高まり、さらに症状が悪化する恐れもあります。
霰粒腫の症状がみられる場合は、まず眼科医の診察を受け、必要に応じて治癒するまでメガネの使用に切り替えることをおすすめします。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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