霰粒腫は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
保存療法を続けても数週間治らない場合は、炎症を抑える薬を注射する治療が行われることがあります。
霰粒腫が大きくなり、見た目が気になる場合や、温湿布による保存療法を続けても数週間治らない場合は、炎症を抑える薬(コルチコステロイド)を注射する治療が行われることがあります。
注射治療では、少量の薬(トリアムシノロン)を霰粒腫の部分に直接注射して炎症を抑えます。ただし、この薬を使うときには注意が必要で、まれに眼圧が上がるなどの副作用がみられることがあります。
そのため、治療後は眼科でしっかり観察を続ける必要があります。もし眼圧が上がった場合は眼圧を下げる目薬や飲み薬を使うこともあります。
治療に関しては、医師が症状や状況をみて判断しますので、まずは眼科で相談することが大切です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
.“日本眼科学会 霰粒腫”..https://www.nichigan.or.jp/public/disease/name.html?pdid=6,(参照 1899-12-30).
James Garrity.霰粒腫および麦粒腫(ものもらい).MSDマニュアル プロフェッショナル版,https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/17-眼疾患/眼瞼および流涙疾患/霰粒腫および麦粒腫-ものもらい(参照 2025-01-24)
医療用医薬品 : トリアムシノロンアセトニド.KEGG,https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00069651(参照 2025-01-24)
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