霰粒腫の手術について教えてください。
局所麻酔でしこりを切開・排出する手術です。
霰粒腫が長期間にわたって改善せず、しこりが大きくなって自然に吸収されない場合には、保存的な治療では効果が乏しいため、外科的な切開手術が検討されます。
この手術は通常、局所麻酔下で行われ、まぶたの裏側に小さな切開を加えて、内部に溜まった脂肪様の分泌物や膿のような内容物を取り除きます。
手術自体は比較的簡単で、所要時間は10〜20分程度と短く、ほとんどの場合は日帰りで可能です。術後は感染を防ぐために抗菌薬の点眼や軟膏を使用し、適切なケアを行います。
まぶたの裏から切開するため、外見上の傷跡はほとんど残らず、見た目への影響も最小限に抑えられます。
早期の回復と再発予防のためにも、術後の指示に従い、定期的に医師の診察を受けることが重要です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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