機能性月経困難症は遺伝する病気ですか?
いわゆる遺伝性疾患ではありませんが、遺伝的な関与もあるようです。
機能性月経困難症はいわゆる遺伝性疾患ではありません。
ただし機能性月経困難症の家族歴がある場合には有病率が高くなることが知られており、遺伝的な要素があると考えられています。
双子を対象としたアンケート調査でも同様の結果が得られています。一方で、家族歴があるからといって必ずしも機能性月経困難症になるというわけではありません。
生活習慣やストレスなどの環境要素も深く関わっているため、過度なストレスを避け、規則正しく健康的な生活をすることで改善する可能性もあります。
成育医療研究センター 産婦人科 共同研究員
藤井 達也 監修
(参考文献)
Phillip Aouad et al.“Primary dysmenorrhoea in adolescents and young women: A twin family study of maternal transmission, genetic influence and associations”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35754341/ ,(参照 2025-05-21).
Hong Ju et al.“The prevalence and risk factors of dysmenorrhea”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24284871/,(参照 2025-05-21).
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