早漏は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
SSRIやα遮断薬、塗る麻酔薬などが海外で使われますが、日本では保険適用外です。
日本では早漏そのものに認められた薬がなく、海外で使われている薬や、ほかの病気の薬が目的外に使われているのが現状です。海外で用いられている主な薬と副作用は次のとおりです。
SSRI(うつの薬の一種)
脳内のセロトニンという物質を調整することで、射精を遅らせる働きがあります。海外では、飲み薬のなかでSSRIが最も研究が進んでおり、効果を裏づける報告が多い薬とされています。
副作用としては、吐き気・めまい・だるさなどが起こることがあります。ごくまれに体のセロトニンが増えすぎて、興奮や発汗が強く出ることもあります。
前立腺の病気にも使われるタイプの薬(α1遮断薬)
射精に関わる筋肉の働きをやわらげることで、射精までの時間を延ばすとされています。
副作用として、勢いよく立ち上がった際にくらくらする起立性低血圧のほか、射精のときに精液の量が減ることがあります。
塗る麻酔の薬
亀頭に塗って感覚をやわらげます。
副作用として、皮膚のかぶれや、パートナー側についてしまいかぶれやしびれが起こることがあります。
これらは、いずれも日本では早漏の治療薬として認められておらず、健康保険が使えないため費用は全額自己負担になります。
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(参考文献)
日本性機能学会/日本泌尿器科学会. 男性性機能障害診療ガイドライン 2025年版. メディカルレビュー社. 2025
Sathianathen NJ, et al. elective Serotonin Re-Uptake Inhibitors for Premature Ejaculation in Adult Men: A Cochrane Systematic Review. World J Mens Health. 2022, 40, 257-263.
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東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
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