喉頭軟化症の赤ちゃんの場合、どのような寝かせ方がよいですか?楽な姿勢はありますか?
横向きが楽な場合が多いです。
喉頭軟化症は、喉頭の軟骨の枠組みが未熟なために、息を吸ったときに喉頭で空気の通り道が狭くなり、吸気がしにくくなる病気です。仰向けの姿勢では重力の影響で喉頭がより潰れやすくなり、呼吸が苦しくなることがあります。
そのため、以下のような姿勢を取ることで、呼吸が楽になることがあります。
横向き
横向きで寝かせると、喉頭への圧迫が軽減され、気道が広がりやすくなることがあります。枕やバスタオルなどで体の安定を補助し、転倒や窒息のリスクがないように注意します。
うつ伏せ寝
うつ伏せの姿勢では、重力によって喉頭の構造が前方に押し出され、気道が確保されやすくなるため、呼吸音(喘鳴)が軽減することがあります。しかし、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが高まるため、家庭でのうつ伏せ寝は難しく、医療機関などの管理下で行われることが多いです。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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