喉頭軟化症の赤ちゃんの場合、どのようなミルクの飲ませ方がよいですか?
縦抱き飲みなどを、おすすめすることがあります。
喉頭軟化症は、喉頭の軟骨の枠組みが未熟なために、息を吸ったときに喉頭で空気の通り道が狭くなり、吸気がしにくくなる病気です。仰向けで授乳をしていると喉頭が潰れやすいために、むせやすくなり、以下のような工夫が必要になることがあります。
- たて抱き飲み
- うつ伏せ飲み
- ミルクの濃度を上げる
上記のような工夫でも体重減少の傾向があるようであれば、経鼻栄養の導入が必要となります。授乳がうまくいかない、体重が増えない、呼吸が苦しそうなど、心配なことがあれば、必ず主治医に相談しましょう。
真生会富山病院 耳鼻咽喉科
阿河 光治 監修
(参考文献)
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