瞼裂斑の場合、主にどのような治療をしますか?
多くは経過観察ですが、炎症時は点眼治療を行います。
瞼裂斑は基本的に良性で進行が遅く症状もない場合が多いため、多くの場合は治療を必要とせず、経過観察のみで対応されます。しかし、異物感や充血、かゆみなどの炎症の症状が現れた場合には、抗炎症作用のある点眼薬(ステロイドや非ステロイド薬)や人工涙液を使用して症状を和らげます。
治療の目的は見た目を改善することよりも、不快感の軽減や炎症のコントロールにあります。まれに見た目が気になる、または点眼で症状が軽減しない場合、コンタクトレンズの装用の妨げになる場合など必要な場合には外科的切除が検討されることもあります。ただし、手術には再発や結膜のひきつれ、手術後の異物感といったリスクもあるため、慎重に判断されます。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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