臼蓋形成不全が進むと最終的に歩けなくなるのですか?
放置して重症化すると歩行が困難になるリスクがあります。
臼蓋形成不全を治療せずに放置していると、病気が重症化して歩行が困難になるリスクがあります。これは、股関節への負担が蓄積すると、将来的に「変形性股関節症」という病気を発症することがあるためです。変形性股関節症が進行すると、歩行時や日常生活の動作で強い痛みを感じるようになり、通勤やスポーツなどの活動が制限されてしまうことがあります。重度の症状では、歩行に大きな支障をきたす可能性もあります。
このため、早期に診断を受け、リハビリや体重管理などの適切な対応を行うことで、関節の変形を防いでいくことがまずは重要です。しかし、もし痛みが強く、股関節の変形が進んだ場合でも、「人工股関節置換術」などの手術を受けることで痛みを軽減し、関節の機能を回復させることが可能な場合があります。手術にはメリットだけではなく、合併症の可能性などのデメリットもあるため、十分に治療担当医の説明を受けることが重要です。
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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