「脈絡膜新生血管」とはどのような病気ですか?
網膜の下の脈絡膜という部分に異常な新生血管ができる目の病気です。
脈絡膜新生血管とは、網膜の下にある脈絡膜という部分に、本来は存在しない新しい血管が異常に増殖してしまう病気です。
これらの新生血管は非常にもろく、破れやすいため、血液や血漿成分が漏れ出し、黄斑部(視力の中心となる部分)に障害を与えることがあります。
その結果、視界が歪んだり、中心が暗く見えたりする症状が現れます。
特に加齢黄斑変性の一型として知られており、視力低下の主な原因のひとつとされています。
早期の発見と治療が視力を守るために非常に重要です。
東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
(参考文献)
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