大人のオスグッドの出っ張りは治らないのですか?
成長期を過ぎた大人の場合、一度形成された骨の出っ張りは自然には治りにくいです。
オスグッド・シュラッター病は、成長期の骨が未熟な時期に起こる病気で、脛骨粗面という部分が隆起します。
成長期が終わり、骨の成長が止まると、この隆起は骨の変形として固定されるため、自然に平らになることはほとんどありません。
しかし、この骨の出っ張り自体が痛みの直接的な原因ではありません。痛みの原因は主に炎症や周囲の組織の緊張によるものです。
成長期を過ぎて骨が成熟すれば、通常は炎症が治まり、痛みも消失することがほとんどです。
もし大人になってからこの部位に痛みが続く場合は、過去のオスグッドによる影響だけでなく、膝蓋腱炎や滑液包炎など他の疾患の可能性も考えられるため、整形外科を受診し、正確な診断と適切な治療を受けることが重要です。
まつだ整形外科クリニック 整形外科
栗原 信吾 監修
(参考文献)
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