膵機能不全

膵機能不全の主な原因である慢性膵炎では、初期症状としてお腹や背中に痛みが出ることがあります。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

慢性的な腹痛や下痢、栄養状態の悪化による体重減少や筋肉量減少、脂溶性ビタミン欠乏症などがあります。

脂肪便や下痢が続く、お腹が張る、体重が減る、食欲がわかない、お腹や背中が痛むなどの症状がみられます。

腹痛や下痢などの症状の悪化、栄養状態の悪化、糖尿病や膵臓がんを合併する可能性があります。

膵機能不全になると、膵臓でつくられる消化酵素が不足し、食べ物をうまく消化・吸収できなくなります。

膵臓の働きが弱くなり、食べ物を消化する酵素や、血糖を下げるインスリンが十分につくられなく病気です。

膵機能不全は、慢性膵炎、膵臓がん、膵臓の手術後など、さまざまな病気が原因で起こります。

膵機能不全の原因や病状によって、余命は大きく異なります。

膵機能不全の場合、栄養バランスを意識した食事をとること、そして禁煙と禁酒がとても大切です。

本邦ではありません。ただし、膵機能不全の主な原因である慢性膵炎の治療ガイドラインがあります。

治療には、膵臓の消化酵素を補う薬や、脂溶性ビタミンの補充、糖尿病に対する治療などがあります。

専門医資格や、学会認定施設から探す方法があります。

消化器内科を受診しましょう。

お腹や背中の痛みが続く場合や、油っぽい便が続く場合は、早めに消化器内科を受診しましょう。