高齢者が使える医療費助成制度は何がありますか?

後期高齢者医療制度や高額療養費制度などが使える場合があります。

解説

高齢の方が利用できる医療費助成制度には、主に「後期高齢者医療制度」があります。これは75歳以上の方(一定の障がいがある方は65歳以上)が加入する公的な医療保険で、所得に応じて医療費の自己負担が1割または2割、現役並みの所得がある方は3割になります。

また、1ヶ月の医療費が高額になった場合には「高額療養費制度」が利用でき、所得に応じた自己負担限度額を超えた分が払い戻されます。お住まいの市区町村によっては、独自の医療費助成制度を設けている場合もあります。

公開日

最終更新日

東日本橋内科クリニック 一般内科

平松 由布季 監修

関連する質問
住民税非課税世帯の場合、医療費の還付は受けられますか?

医療費控除による税金の還付は受けられませんが、高額療養費制度による負担軽減は得られます。

社会保険と国民健康保険では、医療費の自己負担額は変わりますか?

病院の窓口で支払う医療費の自己負担割合は基本的に同じです。

医療費還付金とはなんですか?

支払いすぎた医療費が戻ってくるお金のことです。

後期高齢者が入院した場合、医療費の自己負担はいくらですか?

所得額に応じて自己負担限度額は異なります。

後期高齢者の医療費控除は、自己負担額がいくらから対象になりますか?

原則、年間の医療費の自己負担額が10万円を超えた場合です。

医療費控除とはなんですか?

1年間に支払った医療費が一定額を超えた場合に、税金の負担を軽くすることができる制度です。

高齢者が使える医療費助成制度は何がありますか?

後期高齢者医療制度や高額療養費制度などが使える場合があります。

医療費の助成制度とはなんですか?

誰もが経済的な心配なく医療を受けられるように、医療費の自己負担を軽減する仕組みの総称です。

医療費助成制度の一覧はどこで見られますか?

お住まいの市区町村のウェブサイトを調べるなどをおすすめします。

ひとり親家庭が使える医療費助成について教えてください。

「ひとり親家庭等医療費助成制度」があります。

(参考文献)

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