グセルクマブ(トレムフィアⓇ)の添付文書には、どのような情報が記載されていますか?

薬を正しく安全に使用するための情報が記載されています。「警告」や「禁忌」の指定がある薬です。

解説

添付文書には、薬を正しく安全に使用するための情報が記載されています。なお、医療用医薬品の場合、一般的に添付文書の情報は医療従事者向けです。

具体的には、以下のような情報が記載されています。

  • 警告(きわめて重篤な副作用について特に注意喚起をする必要がある場合に記載)
  • 禁忌(薬を使用すべきでない患者さんがあれば記載)
  • 組成・性状(有効成分・添加物など)
  • 効能・効果
  • 用法・用量
    • 本剤では初回、4週後、以降8週おきに1回100mg(1筒)を皮下注射する
  • 副作用
  • 薬物動態(薬の成分が体内に取り込まれ排除されるまでの時間経過など)

など

グセルクマブ(トレムフィアⓇ皮下注)の添付文書にも上記のような事項が記載されています。
「警告」や「禁忌」の記載があり、使用にあたって注意が必要なお薬です。
「警告」としては、副作用である「結核の再活動化」や「重篤な感染症」について対応できるよう体制を整える必要があることなどが記載されています。
「禁忌」としては、重篤な感染症の患者さんや制御できていない結核患者さん、薬の成分に過敏症を起こしたことのある患者さんが指定されています。

実際に薬を使用する場合は、医師や薬剤師の説明をよく聞き、指示に従ってください。

公開日

最終更新日

東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長

白石 達也 監修

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