メポリズマブ(遺伝子組換え)(ヌーカラⓇ)を使うタイミングはいつですか?
通常、症状を長期的に管理するための薬として、4週間に1回、定期的に注射します。
メポリズマブ(遺伝子組換え)(ヌーカラⓇ) は、喘息や好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎といった病気の症状をコントロールするために、継続して使用する長期管理薬です。急性の発作や症状をすぐに抑えるための薬ではないため、発作時には使用しません。
この薬の投与スケジュールは、病気の種類や年齢によって異なりますが、通常は4週間ごとに1回、皮下に注射します。
- 気管支喘息(成人および12歳以上の小児):1回100mgを4週間ごと
- 気管支喘息(6歳以上12歳未満の小児):1回40mgを4週間ごと
- 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(成人):1回300mgを4週間ごと(100mgずつ3ヵ所に分けて注射)
- 鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎(成人):1回100mgを4週間ごと
自己注射を行う場合は、決して2回分をまとめて一度に使用せず、予定日に注射できなかった場合は、医師または薬剤師に連絡して指示を受けてください。
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無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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