エトポシド(ラステットSⓇ)の副作用の出現時期は、いつですか?
副作用の出現時期は病状等でさまざまです。このお薬での白血球減少は、2~3週間後に出現のピークがあります。
お薬による副作用の発現時期は、患者さんの背景や病状、使用方法、副作用の種類などにより異なります。エトポシド(ラステットSⓇ)についても同様ですが、最も注意が必要な副作用のひとつである「白血球(はっけっきゅう)減少」の発現時期は、使用方法によって以下のように考えられています。
例えば、5日間続けて薬を飲む方法(肺小細胞がんや悪性リンパ腫の一部の治療方法)の場合、白血球の数が最も少なくなるのは、薬を飲み始めてから約2~3週間後とされています。
また、21日間続けて薬を飲む方法(悪性リンパ腫のB法や子宮頸がん)の場合でも、約3週間後に白血球の数が最低値になることが多いです。この時期は特に感染症にかかりやすくなるため、体調の変化に注意が必要です。
薬の投与期間が長くなると、副作用が強く出たり、症状が長く続く場合もあるため、慎重に治療を進めます。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
undefined
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです