カペシタビン(ゼローダⓇ)には、どのような効果がありますか?
このお薬は、手術ができないまたは再発した乳がん、結腸・直腸がん、胃がんの治療に使用されます。
カペシタビン(ゼローダⓇ)は、抗悪性腫瘍剤の中でも代謝拮抗剤と呼ばれるグループに属する飲み薬です。この薬は、体内に吸収されたあと、がん細胞に多く存在する酵素の働きによって、がん細胞の増殖を抑える「フルオロウラシル(5-FU)」という物質に変化します。この仕組みにより、がん細胞に対して効率よく作用することが期待できます。
具体的には、以下のがんに対して処方されます。
臨床試験では、乳がん、結腸・直腸がん、胃がんの患者さんにおいて、単独での使用、または他の抗がん剤との併用により、がんの増殖を抑える効果が確認されています。治療効果を最大限に得るためには、自己判断で服用を中止したり、量を調整したりせず、医師の指示通りに服用し続けることが非常に重要です。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
undefined
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです