ペグアスパルガーゼ(オンキャスパーⓇ)の副作用の出現時期は、いつですか?
副作用の出現時期は病状等でさまざまです。このお薬での過敏症は、投与24時間以内に多いとされています。
お薬による副作用の発現時期は、患者さんの背景や病状、使用方法、副作用の種類などにより異なります。ペグアスパルガーゼ(オンキャスパーⓇ)についても同様ですが、特に注意が必要なアレルギー反応である過敏症(アナフィラキシーを含む)の出現時期について、以下のように報告されています。
即時性の反応
投与している最中や、投与が終わった直後に、過敏症の症状が現れることがあります。
初期の遅発性反応
多くの患者さんでは、投与後最初の24時間以内に全身的な症状や注射部位の反応(発熱、じんま疹など)が見られることが一般的です。
過敏症を軽減するため、この薬の投与開始30~60分前に、解熱鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン剤などの薬が前もって投与されることがあります。 重大な副作用である膵炎、出血、血栓塞栓症、肝機能障害などは、投与期間中に継続して発現する可能性があるため、このお薬を使用している間は、定期的に血液検査などを受けて、体調の変化を注意深く観察することが非常に重要です。
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
undefined
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIに不調を相談
医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
