肋骨が痛い

胸郭の一部である肋骨に痛みが生じる状態です。肋骨とはいわゆる「あばら骨」のことです。

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

肋骨や肋軟骨の周囲に骨折や炎症がある場合が考えられます。

肋骨や肋軟骨の骨折・炎症、肺や胸膜などの病気の可能性があります。帯状疱疹も原因となる場合があります。

肋骨を押して痛い場合、がんの可能性はあります。ただし、年齢や基礎疾患などによって可能性は異なるため、医師の判断を受けてください。

まれですが、更年期の影響で肋骨が痛くなることがあります。

胸の痛みを感じる点では同様ですが、骨折の方が痛みの程度が強いことが多いです。基本的には、治療は同様です。

打撲だけで骨折を伴わない場合、多くの場合は1〜2週間で痛みは治ります。

ストレスによる十二指腸潰瘍や便秘などによって、肋骨のまわりが痛くなることがあります。

打撲などがある場合は整形外科、咳の影響や発熱などがある場合は呼吸器内科の受診をおすすめします。

さまざまな病気の可能性があり、特に内臓や皮膚の病気が現任の場合で早い治療が必要となります。

原因となる診断によって治療方法は異なります。肋骨骨折や肋軟骨炎について例示します。

明らかにケガが原因であれば、痛み止めの使用が有効な場合があります。