ゼーゼー・ヒューヒューする呼吸音があるという症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック

監修医師折茂 圭介呼吸器内科

更新日
2026/10/27
公開日
2021/01/18

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「ゼーゼー・ヒューヒューする呼吸音がある」がどの病気に関連するかチェック

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概要

ゼーゼー・ヒューヒューする呼吸音がある場合、気管支喘息やCOPD、気管支炎が原因として考えられます。喘息は気道の慢性的な炎症で気管支が狭くなる疾患とされています。呼吸が苦しい場合は、医療機関への早急な受診を検討してください。

喘鳴とは

喘鳴で息を吐くとキューという音がするのはなぜですか?

気道が非常に狭くなっているためです。

息を吐く時に「キュー」と音がするのは、気道が非常に狭くなっているためです。

喘息などで気管支が狭くなると、そこを空気が通過する際に気道の壁が振動し、音が出ます。この「キュー」という高い音は、狭い隙間を空気が無理やり通るために発生する、笛の音に似た現象です。

特に「息を吐く時」に音が聞こえやすいのは、肺から空気を押し出す際に胸の中の圧力がかかり、ただでさえ狭くなっている気道がさらに押しつぶされて狭くなりやすいためです。このため、空気の通り道が最も狭くなる息を吐くタイミングで、高い音(喘鳴)が発生します。

さらに詳しく:喘鳴で息を吐くとキューという音がするのはなぜですか?監修医師山形 昂京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科

「喘鳴」とはどのような症状ですか?

呼吸の際に「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と聞こえる異常な呼吸音のことです。

喘鳴(ぜんめい)は、呼吸の際に「ヒューヒュー」「ゼーゼー」と聞こえる異常な呼吸音のことです。これは、空気の通り道である気道(喉や気管支など)が炎症や粘液、あるいは筋肉の収縮によって狭くなることが原因で発生します。

空気がこの狭くなった部分を通過する際、気道の壁が振動して音が出ます。特に息を吐く時(呼気時)に聞こえることが多いのが特徴ですが、吸う時(吸気時)に聞こえる場合もあります。

喘鳴は、気道が狭くなり空気の流れが悪い「気流制限」が起きていることを示す重要なサインです。気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)でよくみられる症状です。

さらに詳しく:「喘鳴」とはどのような症状ですか?監修医師山形 昂京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科
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喘鳴の原因

喘鳴の原因や考えられる病気には何がありますか?

喘息やCOPDが最も一般的ですが、喉の病気、気管の腫瘍、心不全など多様な病気が考えられます。

喘鳴の最も一般的な原因は、気管支が狭くなる気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。しかし、原因はこれらだけではありません。気道が狭くなる場所によって、さまざまな病気が考えられます。

例えば、喉や首の辺り(上気道)では、重いアレルギー反応(アナフィラキシー)や声帯の異常が原因になります。胸の中の太い気管や気管支(中枢気道)では、腫瘍や気管軟化症(気道が潰れる病気)が考えられます。

さらに肺の奥の細い気道(下気道)では、ウイルス感染による細気管支炎や、心不全(心臓喘息)が原因で喘鳴が起こることもあります。このように原因は多岐にわたるため、正確な診断が重要です。

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検査・診断

喘鳴のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

喘鳴の原因をご自身で特定することはできませんが、症状をセルフチェックし、医師に正確に伝えることは診断の重要な助けになります。

以下の点を確認してみてください。

  • いつから始まったか(突然か、徐々にか)
  • 音は息を吸う時か、吐く時か
  • 咳、痰、声のかすれ、胸やけ、むくみなど、他の症状はあるか
  • 特定の状況(運動時、夜間、アレルゲンへの暴露時)で悪化するか

また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、喘鳴かどうかのセルフチェックができます。ぜひご活用ください。

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喘鳴の治療

喘鳴の治療や予防方法には何がありますか?

喘鳴の治療は、その根本原因を特定することが第一です。

喘鳴の治療は、その根本原因を特定することが第一です。

例えば、喘息やCOPDが原因であれば、気管支拡張薬の吸入(ネブライザーなど)で気道を広げます。重いアレルギー反応(アナフィラキシー)であれば、エピネフリンの注射がただちに必要です。その他、感染症が原因なら、その治療を行います。

予防としては、喘息などの慢性疾患を持つ方は、処方された薬を継続し、アレルゲンや喫煙といった症状の誘発因子を避けることが最も重要です。

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喘鳴に関連するその他の質問

喘鳴は痰が絡んでゼーゼーしますか?

喘鳴は痰が絡んで「ゼーゼー」と鳴ることがあります。

喘鳴は痰が絡んで「ゼーゼー」と鳴ることがあります。喘鳴は気道が狭くなることで起こりますが、その原因には気管支の筋肉が縮むことだけでなく、痰(粘液)が気道に貯まることも大きく関係しています。

特に喘息やCOPDでは、気道が炎症で狭くなることに加え、粘液(痰)が過剰に作られます。この粘り気のある痰が気道に絡みつくことで、空気の通り道がさらに狭くなり、「ゼーゼー」という音が発生します。また、肺炎や気管支拡張症などで固い痰の塊(粘液栓)が気道を塞ぐことも、喘鳴の原因となります。

さらに詳しく:喘鳴は痰が絡んでゼーゼーしますか?監修医師山形 昂京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科

喘鳴とヒュー音の違いはなんですか?

「ヒュー音」は、喘鳴(ぜんめい)やストライダーを指す擬音語です。

「ヒュー音」は、喘鳴(ぜんめい)やストライダーを指す擬音語です。どちらも気道が狭くなった音ですが、発生場所と聞こえるタイミングが異なります。

  • 喘鳴(Wheeze):「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という音楽のような高音です。主に息を吐く時(呼気)に、胸の中の気道(気管支など)から発生します。
  • ストライダー(Stridor):「ヒーヒー」という荒々しい高音です。主に息を吸う時(吸気)に、喉元(上気道)から発生します。

このように、似た音に聞こえても、喘鳴は主に息を吐く時、ストライダーは主に息を吸う時に聞こえるという違いがあります。特にストライダーは、喉の辺りが狭まっている危険なサインです。

さらに詳しく:喘鳴とヒュー音の違いはなんですか?監修医師山形 昂京都大学iPS細胞研究所 呼吸器内科

喘鳴は心不全と関係がありますか?

喘鳴と心不全は関係があります。

喘鳴と心不全は関係があります。喘息やCOPDがなくても、心不全が原因で喘鳴が起こることがあり、「心臓喘息(Cardiac asthma)」と呼ばれます。

これは、心臓の機能が低下することで、肺や気管支の周囲の組織に水分が貯まり(浮腫)、その結果として気道が狭くなるために発生します。空気が狭くなった気道を通るため、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音がします。

喘鳴に加え、横になると息苦しくなる(起坐呼吸)、手足のむくみ(末梢浮腫)がある場合は、心不全が原因である可能性が考えられます。

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喘鳴について、医師からのよくある質問

医師からよくある質問はありますか?

「ゼーゼー・ヒューヒューする呼吸音がある」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。

  • これまでに【ぜん息あるいは小児ぜん息】と診断されたことはありますか?
  • ぜん息の治療薬を使用していますか?
  • 1週間以内に痛み止め・解熱薬(ロキソニン、バファリン、カロナール等)を飲みましたか?
  • 体温は37.5℃以上ですか?

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この記事の監修医師

監修医師 折茂 圭介

折茂 圭介

呼吸器内科・アレルギー科・内科

東北大学医学部卒。東京都立駒込病院での初期研修を経て東京女子医科大学呼吸器内科入局。大学院で国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー感染研究部に国内留学。博士課程修了後、同研究室で研究員として勤務。専門は呼吸器内科学、特に喘息をはじめとするアレルギー学。

更新日
2026/10/27
公開日
2021/01/18