飛蚊症、黒い点がみえる
監修医師山口 知暁東北大学病院 眼科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2021/01/18
飛蚊症で症状チェックした人の受診データ(診断名・診療科)
受診後に報告された診断名
受診した診療科
「飛蚊症」を最も気になる症状として症状チェックを始めた人が、受診後に回答したデータ(自己申告、2024年10月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。
※%は回答した人に占める割合です。診断名は複数回答のため、合計は100%になりません。
飛蚊症の症状でユビーを利用したユーザーの実際の受診データ(自己申告)では、受診後に報告された診断名は、飛蚊症、白内障、網膜剥離、強度近視など110種類に分かれ、一番多い飛蚊症でも約4割でした。
飛蚊症が気になって受診した人の多くは眼科を受診していましたが、内科や循環器内科を受診した人もいます。
同じ症状で症状チェックを始めても、その後の状態によって、診断名や受診する診療科は分かれます
- 診断名
- 110種類
- 診療科
- 19種類
「飛蚊症」を最も気になる症状として症状チェックを始めた人が、受診後に回答したデータ(自己申告、2024年10月〜2026年9月)です。医師による記録ではなく、世の中全体の割合でもありません。
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概要
飛蚊症があるとは、視界に黒い点や糸くずのような浮遊物が見える状態です。生理的飛蚊症では加齢による硝子体の液化で繊維の影が網膜に映り、通常は経過観察で問題ありません。ただし網膜剥離の前兆として急に飛蚊症が増えたり光が見える(光視症)場合は緊急を要するため、症状が急に変化した場合は眼科への速やかな受診を検討してください。
飛蚊症とは
「飛蚊症」とはどのような症状ですか?
特に明るい場所で視界に突然黒い影が浮いているように見え、視界をずらしても少し遅れてついてくる症状です。まばたきしても消えません。
視界に影のようなものが浮いているように見える状態です。
形は人によって異なり、ドット状や糸くず状などさまざまな形に見え、目を動かすと少し遅れて動きます。青空や白い壁など、明るいものを見た時に強く感じることが多いです。
眼球の中には「硝子体」という透明なゲル状の物質があります。何らかの原因で硝子体の一部が混濁・変性したり、硝子体中に別の組織が入り込んだりすると、その影が網膜(目に入った光を電気信号に換え、脳に伝える部位)に映るようになります。これを飛蚊症と言います。
飛蚊症の原因
飛蚊症の原因や考えられる病気には何がありますか?
加齢が原因の場合と、網膜裂孔・網膜剥離・硝子体出血・ぶどう膜炎などの病気が原因の場合があります。
飛蚊症の原因の大半は加齢による変化で、「生理的飛蚊症」と呼ばれます。
一方で、一部の飛蚊症は網膜裂孔や網膜剥離、硝子体出血、ぶどう膜炎などの目の病気が原因となっている場合があります。
受診の目安・何科を受診するべきか
飛蚊症の場合、何科を受診したらよいですか?
眼科を受診してください。また、本人が運転しての受診は控えましょう。
眼科を受診しましょう。
飛蚊症は加齢に伴って起こる「生理的飛蚊症」と呼ばれるものが多いですが、網膜裂孔や網膜剥離、硝子体出血、ぶどう膜炎などの病気が原因となって起こることもあります。 いずれも眼科で視力や見え方の検査、眼球の中を細かくみる検査などを行い、専門的に診療して判断することが必要です。
必要に応じて散瞳剤を使って検査を行います。診察後半日程度見えづらい状態が持続しますので、ご自身で運転をしての受診は控えてください。
飛蚊症に関連するその他の質問
飛蚊症は目薬などで改善しますか?
飛蚊症に有効な目薬や内服薬はありませんが、次第に慣れて気にならなくなる方も多いです。
飛蚊症の原因となる病気がある場合にはその病気の治療を行います。
加齢による飛蚊症などについては、いくつかの治療法が検証されつつありますが、残念ながら確立した治療法はまだありません。次第に慣れて気にならなくなる方も多いです。
飛蚊症の原因については以下のQ&Aをご参照ください。
参考文献
Andreas Katsanos et al. Safety and Efficacy of YAG Laser Vitreolysis for the Treatment of Vitreous Floaters: An Overview. Adv Ther. 2020, 37, p.1319–1327.
大路 正人ほか今日の眼疾患治療指針 第4版. 医学書院2022.
Wen-Shuang Fan et al. Design of a Functional Eye Dressing for Treatment of the Vitreous Floater. J Pers Med. 2022, 12, p.1659.
飛蚊症について、医師からのよくある質問
医師からよくある質問はありますか?
「飛蚊症、黒い点がみえる」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。
- 黒い点や虫のようなもの、あるいは薄い雲のようなものがフワフワと視界に見えますか?
- 遠く・近くのものを見ようとすると目に力が入りますか?
- あっかんべーをした時に下まぶたが赤くなっていますか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
- ものが二重に見えていますか?
飛蚊症に関連する病気・症状
この記事の監修医師
山口 知暁 先生
東北大学病院 眼科
【経歴】 金沢桜丘高校卒業 金沢医科大学卒業 東北大学卒後研修センター 臨床研修 東北大学病院 眼科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2021/01/18