ユビーウェルネス
BMIを計算して肥満症か確認するセルフチェックの案内
骨密度検査、いつから受けるべき?年代別の検査頻度と受診タイミングの目安を教えてください。
NEW

骨密度検査、いつから受けるべき?年代別の検査頻度と受診タイミングの目安を教えてください。

濱畑 智弘監修者

山田記念病院 整形外科 整形外科部長

濱畑 智弘

骨密度検査は、日本では40歳から公的な検診制度があり、年齢やリスクに応じて検査頻度の目安が異なります。

骨密度検査とは?受けられる年齢と制度の概要

骨密度検査とは、骨の強さを表す骨密度を測定し、骨粗しょう症のリスクを把握するための検査です。日本では、健康増進法に基づき、40歳から70歳までの女性を対象に5歳刻み(40歳・45歳・50歳・55歳・60歳・65歳・70歳)で骨粗しょう症検診が実施されています[厚生労働省. 健康増進法に基づく骨粗鬆症検診.]。

自治体によって方法は異なりますが、対象年齢に該当する方は公的な検診を活用することができます。

骨密度検査の推奨年齢|何歳から受けるのが望ましいか

さまざまな報告や研究から、65歳以上の女性では骨粗しょう症による骨折リスクが高いとされます[JAMA. 2025;333(6):498-508.]。現在、日本の公的検診では40歳から受けることができるため、閉経前後の早い段階から骨密度の変化を把握して対処を始めておくことが、骨の健康管理に役立つと考えられます。

男性や65歳未満の女性についても、骨折の経験がある方や家族に骨粗しょう症の方がいる場合など、リスクが高いと考えられる場合は、早めに骨密度検査を受けることが推奨されます。医療機関への相談をご検討ください。

骨密度検査の結果によって次の検査の時期が変わります

骨密度検査は一度受けて終わりではなく、結果によって次の検査の間隔を調整することが大切です。高齢女性を対象とした研究では、骨密度が正常な方は約17年後、骨密度がやや低下している方(軽度の骨量減少)は約5年後、骨密度の低下が進んでいる方(高度の骨量減少)は約1年後に、骨粗しょう症へ移行することが多いとされます[N Engl J Med. 2012;366(3):225-33.]。

この研究結果からは、すべての方が毎年検査を受ける必要はないものの、骨密度の低下が見られる方は、より短い間隔での検査が望ましいことを示しています。検査結果をもとに、次回の検査時期について医師と相談することが重要です。

日常生活での工夫

ここでは、簡単に日常生活で取り入れることができる工夫を紹介します。

  • 定期的な骨密度検査の受診:骨密度検査の結果にもとづいて、適切な間隔で検査を受けるようにしましょう。骨密度が低下している方ほど、今後早く骨粗しょう症になる可能性が高く、早い時期から対処が必要です。

特に重要とされるのは、カルシウムとビタミンDを日々の食事から意識的に摂取し、適度な運動を習慣にすることと考えられています[Food Funct. 2020;11(12):10817-10827.]。

ここだけは伝えたいメッセージ

骨密度は、自覚症状がないまま少しずつ低下していくことがあります。だからこそ、検査によって自分の骨の状態を知ることが、将来の骨折予防への第一歩になります。日本では40歳から公的な検診制度がありますので、対象年齢の方はぜひ活用してみてください。

骨密度の低下が気になる方や、骨折の経験がある方は、医療機関への相談をご検討ください。

カルシウムとビタミンDを日々の食事から意識的に摂取し、適度な運動を習慣にすることは、骨の健康を維持するために欠かせません。

まとめ:骨密度検査のタイミングと骨の健康ケア

  • 公的検診制度: 日本では40歳から70歳の女性を対象に、5歳刻みで骨粗しょう症検診が実施されている
  • 65歳以上の女性: 何もしなければ、骨粗しょう症による骨折リスクが高い
  • 検査頻度の目安: 骨密度が正常な方は長い間隔でも問題ないが、骨密度の低下が見られる方はより短い間隔での検査が望ましい
  • カルシウムとビタミンDの摂取: 併用摂取が骨密度の維持に役立つ
  • 運動習慣: ウォーキングや筋力トレーニングなど、骨に負荷をかける運動の継続が骨密度の改善につながる

編集・監修基準について

本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。

コンテンツ制作・運営ポリシーについて
企画・執筆、医師監修、編集レビュー、公開までの流れ

ユビーウェルネスをGoogleの優先ソースに登録

Googleの「優先ソース」に登録すると、Google検索やAIによる回答(AI Overviews / AI モード)で、ユビーウェルネスの記事が優先的に表示されるようになります。

Googleで優先するソースとして追加

(参考文献)

US Preventive Services Task Force. Screening for Osteoporosis to Prevent Fractures. JAMA. 2025;333(6):498-508.
Gourlay ML, et al. Bone-density testing interval and transition to osteoporosis in older women. N Engl J Med. 2012;366(3):225-33.
Liu C, et al. Effects of combined calcium and vitamin D supplementation on osteoporosis in postmenopausal women. Food Funct. 2020;11(12):10817-10827.
Shojaa M, et al. Effect of Exercise Training on Bone Mineral Density in Post-menopausal Women. Front Physiol. 2020;11:652.
厚生労働省. 健康増進法に基づく骨粗鬆症検診. 対象:40-70歳女性(5歳刻み)

公開日:

最終更新日:

あなたは大丈夫?まずは肥満症かセルフチェック

STEP1

1 / 4

まずは身長と体重を教えてください。

BMI25.0kg/㎡以上で肥満の範囲に入ります。

cm
kg
BMIや健康障害について考えている人物のイラスト

骨の健康ケアの記事から探す

人気記事ランキング