口唇ヘルペスが疑われる場合、何科を受診したらよいですか？

口唇ヘルペスは、皮膚科で診察することが多い病気です。陰部にできたヘルペスの場合、泌尿器科や婦人科で対応可能なこともありますが、基本的には皮膚科の受診が望ましいでしょう。

口唇ヘルペスは、治療せずとも自分の免疫力だけで自然治癒が見込めることもありますが、再発や痛みなどがつらいことも多いため、できれば皮膚科などの医療機関を受診し、早めに治療をしましょう。総合病院を受診する必要はなく、近くのクリニックで構いません。

口唇ヘルペスが疑われる場合に病院を受診する目安は、水疱の出現や前兆の感覚です。

口唇ヘルペスと思われる水ぶくれが出現してから受診しても良いですが、何度も口唇ヘルペスに感染したことがあり、その前兆に似た症状・感覚があれば、その時点で受診を検討しても良いでしょう。

具体的には、よくヘルペスができる部位近辺の違和感やかゆみといった症状が挙げられます。

口唇ヘルペスの治療薬である抗ウイルス薬の作用は、ウイルス増殖の抑制です。口唇ヘルペスを早く治すためには、早めの医療機関受診と抗ウイルス薬を早期服用することが必要です。