便秘症の診断基準を教えてください。
慢性便秘症診療ガイドライン(2017年)では診断基準は下記のように定められています。
◎「便秘症」の診断基準
以下の6項目のうち、2項目以上をみたすこと
a. 排便の4分の1超の頻度で、強くいきむ必要がある。
b. 排便の4分の1超の頻度で、兎糞状便または硬便である。
c. 排便の4分の1超の頻度で、残便感を感じる。
d. 排便の4分の1超の頻度で、直腸肛門の閉塞感や排便困難感がある。
e. 排便の4分の1超の頻度で、用手的な排便介助が必要である(摘便・会陰部圧迫など)。
f. 自発的な排便回数が、週に3回未満である。
診断基準を満たすと絶対に治療が必要で、満たさなければ治療が不要というわけではないですが、毎日排便がなくても、週に3回は排便があって、すっきり普通の便が出ているのであれば定義上は便秘症ではないということになります。
逆に毎日排便があっても残便感があったり、固い便が多いという方は便秘症ということになります。ただ、あまり診断基準にこだわりすぎず、各々の方の症状や排便状況に応じて治療を考えていくのが大事であると考えられます。
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体力虚弱で、腹が冷えて痛むものの次の諸症:下腹部痛、腹部膨満感
使用上の注意をよく読んでお使いください。
その症状、腸の動きが鈍くなっていることが原因かもしれません。腸の動きが悪くなると、腸内環境が悪化し、ガスや便が腸内に溜まりやすくなります。その結果、不快なハリや便秘など症状を引き起こします。
腸内環境を整えるには、善玉菌を取り入れることが大切です。しかし、腸の動きが鈍っていると、悪玉菌が増えやすく、せっかく摂った善玉菌も本来の力を発揮できません。 いろいろ試してもなかなか改善しない方は、腸のぜん動運動を整えるといった「根本的な原因」へのアプローチが必要です。
次のようなお悩みを抱える方に、大建中湯はやさしく寄り添います
・便秘が続いて、おなかが張って苦しくなる
・会議中や外出中にガスがたまり、おならが心配で集中できない


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